就活に失敗しても35歳でテレビ局に内定した話

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1年前の自分を思い出すといつも恥ずかしくなる。ましてや15年前の2006年4月、大学4年生のときに就活にことごとく失敗し、「ここまで社会に必要とされないとは・・・」と自暴自棄になっていたあの頃を思い出すと、恥ずかしすぎて泣きたくなる。

就活に失敗しまくった過去

 採用されないだけならまだしも、面接官からは「君みたいな学生をウチが採用すると思ってるの?」、「君、世の中舐めてるよね?」と数々の有難いお言葉をいただく始末。

 今考えでもなるべくしてなった結果だと納得している。ある程度知られた大学に入学して「テレビ局に就職しよう」と根拠のない自信と気持ちだけは一人前だが、特に何か具体的な努力をしたわけでもなく、ユルい学生生活を送っていた学生時代。その結果、就職活動では何十社と面接を受けたが、行きたいと思える会社からは1つも内定を取ることができなかった。過去の自分に出会えるとしたら何て言えばいいだろうか。言いたいことがありすぎて非常に困ったあげく、「もっと頑張れよ」としか言えないかもしれない。

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就活浪人のため、大学院に進学

 何とか内定をもらったパン製造会社の人事部長からは「君みたいな楽をして生きてきた人間はウチで叩き直してやるから覚悟しろ」と有難いお言葉をいただいた。大してこの会社に就職したくもないので、大学院に進学することにし、内定辞退の電話をすることにした。内定辞退エピソードとして「本社に呼び出されてお茶をかけられた」とか「他の会社の内定も取り消しにしてやる」と言われたとか、数々の都市伝説を聞いたことがあり、とても憂鬱な気持ちで数日間電話をすることができなかったが、意を決して恐る恐る電話をすると、電話越しの若い女性から「はい、ご連絡ありがとうございましたー。」とあっさりと受け入れられて拍子抜け。ほんの20秒ほどのこの出来事に自分の価値の低さを改めて痛感した。

 それから理系の大学4年生だった私は、就活に失敗したことを理由に大学院に進学。高額な私立の大学授業料を6年間も払い続けた両親に対して、当時は「親だから当たり前」と当然のように思っていたバカ息子だったが、今は結婚して子供が産まれ、家庭を支える立場になってからは両親に頭が上がらない。

 大学院に進んでからは心を入れ替えて、自分を不採用にした企業を見返す「復讐」に燃えた。結果としては、第一希望のテレビ局に入社する夢は叶わなかったが、そこそこ満足できる大手新聞社に就職できた。就職してからも決して順調な社会人人生とはいえなかった。先輩からは「今までで一番使えない新人だ」と太鼓判を押され、ほぼ無視される日々。今思い出しても非常に辛かった若手社会人時代には、ストレスで顔中がニキビだらけになったこともあったが、へこたれずに新聞社に10年勤め、そこから製薬会社に転職した後、現在、東京にあるテレビ局で仕事をするに至る。

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悔しかったことを絶対に忘れず、力に変えてきた

 自分に才能が1つあるとするのならば「執念深さ」だと思う。自分を不必要と判断した人たちを見返したいという気持ちは36歳のおじさんになった今でもメラメラと燃えたぎっている。就活で嫌な思いをする発言を受けた経験のある方はたくさんいると思うが、落選してしまった場合、その嫌な思い出はずっと覚えているものだと思う。

 あのとき、自分の存在価値を否定しながら有難いお言葉をいただいた企業の商品は、あれから一度も買っていないし、これからも絶対に買うことはないと思う。危うくスーパーで買いそうになったことがあるが、その度にあの悔しさを思い出して力がみなぎる。あの悔しさがあるから今の自分があると感謝している部分もあるけれど。

諦めなければチャンスはまた訪れる

 今回、ブログで自分の学生時代や就活、転職、社会人人生について書こうと思ったきっかけは一度は夢に破れても諦めなければチャンスはまた訪れるということ、そしてそのチャンスに備えて正しい努力をしていれば、結果が出る保証はないけれど、夢をつかむ可能性が高くなることを知ってもらえればと思ったから。自分自身もまさか社会人12年目で中学校の時からの夢だったテレビ局員として働いているとは夢にも思わなかった。

 決して順調とはいえない社会人生活の12年だったが、諦めなければチャンスが来るかもしれないということを自分の経験から知ってもらい、これから高校や大学の進路を決める人、就活に挑む人、そして私のように社会人になってからも夢を諦めていない人に少しでも役立てたら嬉しいと思う。

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